いつもとかわらない日常。
些細な喧嘩が原因で、真紅のボタンが取れてしまった。
ボタンを直すためにジュンはエンジュの店へと向かう。
ジュンは、エンジュが作ったというブローチを
真紅に似合うと思い購入する。
しかし、ブローチをみた真紅は突然怒り出す。
唖然とするジュンに、蒼星石はブローチと真紅との因縁を語りだすのだった…
時は19世紀。
真紅はここで蒼星石と出会い、アリスゲームの宿命の元戦うことになる。
しかしこの戦いは翠星石が割って入ったため中断される。
ミーディアムであるサラの元へと帰った真紅の元に、
一体の人形が現れ、自分はローゼンメイデン第一ドール水銀燈だと名乗った。
彼女が未完成のドールであることを知った真紅は、
せめてサラのもとで普通の人形として幸せになれるように、と世話をするのだった。
そんなある日、真紅は蒼星石から挑戦を受け、nのフィールドへと赴く。
真紅の後をつけ、戦いを目撃した水銀燈はアリスゲームの真実を知る。
しかし水銀燈は、彼女がローゼンメイデンだと知った蒼星石に攻撃され、
破壊されてしまうのだった。
その後、ミーディアムの体に限界が近づいている事を悟った
翠星石と蒼星石は契約を解除し、眠りについた。
そしてその事を知った真紅もまた、サラとの契約を解除し、別れを告げる。
そして、眠りにつこうとした真紅の前に、蘇った水銀燈が現れた。
ローザミスティカを手に入れ本当のローゼンメイデンになることができた、と言う水銀燈に
真紅は、完璧な少女であるローゼンメイデンに不完全な水銀燈は相応しくない、と困惑する。
自分を認めてくれない真紅に対し水銀燈は怒り、
真紅の、ローゼン(お父様)からもらったブローチを破壊してしまう。
憎みあう二人の前にラプラスの魔が現れ、この時代でのアリスゲームが終わった事を告げる。
そして現代。 真紅は過去を思い出し、水銀燈の事を想うのだった…