
トンガリ頭やメンヘラ女を恐れ各地を彷徨うこと数日
ある貿易都市にたどりつく…
「きゃー!!」
?どこからか悲鳴が・・・
「借金返す気がねぇなら
奴隷市場にでも売りつけてやるか!」
「へっへっへ 大人しくするんだな」

悪漢:「な なんだテメェ!」
「くっそー 覚えてやがれっ」
「あ、あの ありがとうございます!」

・・・・・・ん?

何故私が殺したはずの貴様がここに・・・!!?
花売り「・・・え?私そんな名前じゃないけど・・・」
「あの・・・こんなものしかないけど
お礼にお花でもいかがですか?」
セフィ「いや、気をつかわなくていい」
花売り「じゃあ何か他に…」
……
…

…
セフィ「・・・という訳なんだ」
花売り「そうだったんですが・・・」
セフィ「これからどうしたものか・・・」
花売り「・・・・・・そうだわっ」
「セフィロスさん、アナタも花売りやってみない?」
セフィ「な、何をいってるんだ!?」
花売り「やっぱり駄目かしら?」
セフィ「やはりもなにも・・・第一男の俺に売り子など・・・」

花売り「うふふ・・・それならいい方法があるわっ」

花売り「ほ〜ら!これでバッチリ!」
セフィ「これがわた・・・俺・・・」
花売り「じゃ私そろそろいかないと」
またココで落ち合いましょう。それじゃ頑張ってね〜!」
セフィ「お、おいっ!!」

何故こんな寂れたところで花など売らんといかんのだ!
英雄とよばれた男がこんな様とは…

…しかし、ここは別世界。
過去の栄光に意味などないかもしれん。
…リボンの結びが甘いな。
それから月日は経ち・・・
〜某貿易都市市街地〜

「ねぇそこのお兄さん、お花いかがかしら?」
「ん?」

セフィ「おおおお前は!!」
クラウド「セ、セフィロス・・・!」

俺の中のセフィロスが崩れさっていく・・・

−巨星(メテオ)、堕つ−