金の靴 銀の靴

 

『金の靴 銀の靴』

 

 

『あなたは誰? 私とずっと一緒にいてくれる?』

私はTYPE−YG−256号です。
これからずっとお嬢様と行動を共にします。』

 

 

『あのね…私も一緒につれていってくれる?』

 

『お嬢様、次はどちらへ行きましょうか?』

 

『いい?絶対に、ぜ〜ったいに手を出さないでねッ!』

 

『ねえねえ!これ何?何?』

 

『ねえ、そんなに荷物いらないんじゃない?』

 

『神様? 初めて聞く言葉だよ??』

 

『海って凄く大きいね!何かわくわくするッ!』

 

『お、お嬢様なんでしょうか?私の顔を見つめて??』

 

『お嬢様、そんな物をスカートで拭くのはお止め下さい…』

 

『お嬢様、またお洋服を着たまま水浴びをして…』

 

『ちゅう!』

 

『お嬢様、今日こそはお1人で寝て下さいませ』

 

『ねえ、一緒に泳ごうよッ!』

 

『じゃーん!どうかなぁ?』

 

『お、お嬢様!笑ってる場合じゃありませんよッ!』

 

『お嬢様、湯加減はいかがですか?』

 

『ねえ、これ食べられるのかなー?』

 

『はしたないですよ!お嬢様!!』

 

『風が気持ちいい』

 

『やっほーーーーーーーーーー!』

 

『知ってる猫くん?すごく昔、人はこの空の向こうの
星という場所に行った事があるんだって。』

 

『はふはふ ふはふは ちゅるちゅる ごっくん!』

 

『今日はお嬢様の誕生日ですね』

 

『ちゅ・・・・・』

 

『ではお嬢様、お休み下さいませ』

 

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