「ここに今僕が居ない事誰も知らなくて そっと教えてあげたくって君を待っている」
「夢の中で会って 忘れられない 枕もとに夜をおいきちゃって 目がさめてもう思い出せない マンホールのふたの上で カエル倒立 まずしすぎる夜だよ 月のひざしが 誰も知らないこの時刻 何の作戦もないとこで ずっとふたりで さかさで いようね」
「夜のおっきな金魚鉢 まっかに鱗を光らせて 遠くまで声を響かせて 砂漠の端まで届かせて」
「君と遊ぶ 誰もいない市街地 目と目が合うたび笑う 夜を駆けていく 今は撃たないで 遠くの灯りの方へ 駆けていく」
「ユメで見たあの場所に立つ日まで 僕らは少しずつ進む あくまでも 命短き ちっぱけな虫です うれしくて 悲しくて 君と踊る」
「大粒の雨すぐにあがるさ 長くのびた影がおぼれた頃 ぬれたクモの巣が光ってた 泣いてるみたいに」
「甘い言葉 耳に溶かして 僕のすべてを汚して欲しい 正しい物はこれじゃなくても 忘れたくない 鮮やかで短い幻」