惑星のさみだれ

 

「惑星(ほし)のさみだれ」とは

 

地球を木っ端微塵に破壊する“ビスケットハンマー”を操る“魔法使い”と、その手下たるゴーレム“泥人形”。

対するは無敵の“姫”朝比奈さみだれ、そして12人の“獣の騎士団”。

地球の運命は彼らにかかっ…

さみだれ『この地球を砕くのは、あたしの拳や!』

 

 

 

大学生、雨宮夕日はある日、突然部屋に出現した喋るトカゲ、ノイ=クレザントから、
悪の魔法使いから地球と姫を守る騎士になるよう要請される。

即座にトカゲを部屋から放り捨てた夕日だったが、 トカゲはいつのまにか戻ってきてしまう。

根負けした夕日は騎士団の使命といった話を(なかば幻覚と思いつつも)聞いていくが、
騎士の力たる超能力「掌握領域」を与えられ、それが幻覚ではない事を悟る。

とはいえ、そんな突然の使命に興味のない夕日だったが、早くも魔法使いの
使役する怪物「泥人形」に襲われ、街中を逃げまどう事になる。

超能力を与えられたといえど、使い方を分かっているわけでもなく、わずかな力場を
作り出せるだけの夕日はたちまち追いつめられ、絶体絶命の窮地へ。
泥人形は、巨大な爪を備えた腕を夕日に向かい振り下ろす。

その瞬間、泥人形を拳の一撃で打ち砕き、彼を救ったのは、
彼が守るべき姫、隣家の少女、朝比奈さみだれその人であった。

そして彼は知る。
宇宙空間に浮かぶ、惑星を破壊する超巨大兵器「ビスケットハンマー」を。
地球を割るのはあのハンマーではなく、自らの拳であると語るさみだれを。


「忠誠を誓え」
「御意」

ここから物語は始まる。

 

 

個人的に幼い頃からのマンガファンとして数え切れないほどの作品を読んできたと思っていますが、

張り巡らされた伏線などの緻密な完成度では
「鋼の錬金術師」「寄生獣」「ARMS」

キャラの熱さやラストにかけての盛り上がりでは「うしおととら」

と較べても見劣りしないだけの作品である、と考えます。

最初の1〜2巻ではややジワジワとした展開が続きますが、3巻から尻上がりに面白くなり、
ラスト2巻はまさに怒濤。これほど見事に完結する作品にはそう出会えるものではありません。

というわけで、11/30日に第10巻をもって完結したこの作品、心よりお薦め致します。

登場人物紹介などは、こちらが非常に良くまとまっているのでぜひ。

惑星のさみだれとは (ホシノサミダレとは) - ニコニコ大百科

 

以下は投稿頂いたイラスト。

序盤からラストまで、時系列かつテーマ別に名場面をまとめた趣の作品なので、
これから読んでみようという方はささっと…3枚目ぐらいまで

既に読み終えたという方はじっくりとご覧下さい。

 

 

『おれにもできたよ』

 

 

『雨宮夕日と獣の騎士団』

 

 

『人呼んで師匠!!』

 

 

『全然似てないよ』

 

 

『スーパーヒーロー仮面ハンゲツ』

 

 

『なにその泣きそうな笑い方』

 

 

『泥人形とはなにか』

 

 

ネガイカナウヒカリ
『流れ星の矢.』

 

 

『ウルトラさみだれパンチ』

 

 

『最後の戦い』

 

『あの子を止めるのはぼくでありたい』

 

『全部きみのために』

 

 

 

『朝日奈家』

 

 

『SDさみだれさん』

 

by ないきさん(pixiv)

 

一つ前に戻る