大富豪の右代宮一族の年に一度の親族会議の日。
当主の館がある孤島「六軒島」に集まった一族郎党18人は、
右代宮家に伝わる伝説の魔女「ベアトリーチェ」を名乗る人物からの
手紙が届けられたことを切っ掛けに、凄惨な連続殺人に巻き込まれる。
折からの台風により、島は行き来のできないクローズド・サークルと化している。
犯人は一族郎党18人の中にいるのか、未知の「19人目」が隠れているのか。
疑心暗鬼の渦巻く中、殺人事件は加速していく。（Wikipediaより）
−訪問者達−
 駄目だぜ！ ああ、全ッ然駄目だぜ！！ |
 大丈夫、怖いことなんて 何も無いからね。 僕は嘘を言わないよ。 |
 うぜぇぜ！ 隠れてないで出てきやがれ！ 黄金の魔女さんよぉ！！ |
 うーうーうー ベアトリーチェはいるー！ どうして皆信じないー？！ |
 親父殿の隠し黄金を… ベアトリーチェの碑文の謎を 仲良し兄弟４人で 解き明かしてみようじゃないかね。 |
 私にはあなたに力添えする 資格すらないのですか？！ そこまでに私はあなたの 信頼に足りないというのですか？ |
 黙るがいい下女が！ お前の服のどこに翼が！？ お前のどこに片翼の鷲を許された？！ 身の程を弁えるがいい、この端女がッ！ |
 子供の成長ははやいもんや 身体はみるみるでかくなるで |
 ビビりてぇのは俺の方だぜ。 俺は…多分。今夜殺されるだろうな… |
 穴だらけの推理だけど チェス盤を引っくり返すと １９人目はいないと断言できるわ。 |
 …真理亞。いつもごめんね。 悪いママを許して… |
 おぉベアトリーチェ！！ 奇跡を賭す聖なる夜がやって来るぞ 悪魔たちとのゲームが始まるぞ 私はきっと打ち勝つ 絶対に生き残るぞ！ |
 我ら家具には関わりの無いこと お館様に受けたご恩を 最後までお返しするのみ |
 申し訳ありません… お願いは聞けません。 私は家具ですから |
 僕たちは家具です。 人のフリをしたって 後で苦しむだけなのに。 |
 皆さまに満足いただけるよう 趣向を凝らして仕上げました。 |
 ほっほっほ 内緒ですよ？ デザートの酸っぱいお味は お魚の鯖を絞った汁なんですよぅ |
 金蔵さんの余命は三ヶ月 今は小康を保っていますが いつ発作が起きるかは分かりかねます |
 六軒島へようこそ 右代宮家の皆様方 私は金蔵様にお仕えしております 顧問錬金術師の ベアトリーチェと申します。 今宵が知的かつ優雅な夜になるよう 心よりお祈りいたしております。 |