鳴「私の名は鳴滝、世界を破壊する脅威『仮面ライダーディケイド』の恐ろしさを伝える者だ…ってのに
人間関係の破壊者とか言われてるしディケイドは言うこと聞かないし娘には最近『お父さん臭いから離れて』
とか異常に嫌われだすし…くそっ、これも全部あの忌々しいディケイドのせいだ!!」
担「すみませーん、鳴滝さんいらっしゃいますか?」
鳴「!?」
担「鳴滝さんから仮面ライダー次回作『W』のリーク情報をいただける、とタレ込みがあったので来たのですが」
鳴(なんなんだそれワシは知らんぞ、もしやディケイドの仕業!?)「そんなm」
担「もちろん謝礼の方もそれなりの額を用意してあります。これ位」
鳴「よーし今日は私が有る事無い事喋っちゃうぞー♪」
担:本作品は2人のライダーが協力して変身するという、今までの奇抜ぶりともまた違った作風になってますね。
鳴:まあ2人が合体して変身は今に始まったことじゃないだろ、バロム1は少年同士、エースにいたっては異性だ。
担:……。主人公は2人、私立探偵の翔太郎とその相棒のフィリップでしたね。
あ!こんな所にイメージイラスト、
流石!鳴滝さんは気が利くなぁ。
鳴:(え、あ…いつの間にあんな紙?)…ふふふ、そうだろ気が利くだろう。
担:フィリップにDI、翔太郎が指図してますね。関係は対等じゃないんでしょうか?
鳴:(なんだこのデタラメ画像は!?まさか本当にディケイドの仕業か!)
…ヒーローには 邪教の教祖にあこがれる信者のような気持ち、カリスマが必要なんじゃッ!!
担:ヒトラーに従う兵隊のような気持ち!ってことですか。次は変身画像ですね…
担:フュー あれ、確か公式サイトには変身ベルトにUSBメモリのようなアイテムを装着するはず…
鳴:だーかーら、後半はアイテムに頼らない変身方法を編み出すんだ!北斗も最後には1人だったろ、
マンネリ化は避けねばならないんだよ!!(なんでポタラじゃ無いんだこの画像、くそっ)
担:なるほどー、でもこのポーズは失敗の可能性があったはずですよね?それが次のイラストですか。
担:ちっちゃくなったり貧相になったり…ってこれ後ろのもそうなんですか?むしろ失敗した方が強い!
鳴:版権が早々取れるもんじゃないからな、スペシャルの1回きりだ。(W違いじゃん!!)
担:二人の信頼がないとこういうことになるんですか。
鳴:まずは歩くことから始めるんだな。
担:そろそろライダーのフォームの話でもお願いしたいんですが。今回は左右それぞれ違う属性を選べるとか。
鳴:(バレかけてる…?ここは強気で出るか)そうそう、フォームはかなり多彩な組み合わせが選べる。
鳴:たとえば炎と氷の能力の掛け合わせとかな。
担:うわ、やたら逞しい…まるでラスボス…炎と氷の能力が合わさり最強に見えますね!
鳴:こいつの強さはそれだけじゃない。例えKOされたとしても…
鳴:リザレクショーンで即回復する。初見殺しにしかならないが効果は絶大だ!他にも隕石を降らすSAもあるぞ。
担:炎と氷関係ないですね……そういえば必殺技も一部公開されてますね。真っ二つになってキックとは
お子様たちにもかなり衝撃的な絵でしたが、他の必殺技についても教えてもらえませんか?
鳴:ああ、あ、ええ。こんな感じになる。
担:これがライダーのやることかよ!!
鳴:このライダーすごいよ!!流石ディケイドの次回作!!
担:しかしこの分裂機能すごいですね。もしかしてこういうことも
出来たりするんでしょうか?かなり強いと思うんですが…
鳴:これで終わりだな。しかしこうバラバラになるとアレを思い出すな…
…
おにいちゃん…
おにいちゃん…なんでぼくのおもちゃこんなんにするん?
鳴:どうしてこうなった!どうしてこうなった!どうしてこうなった!どうしてこうなった!どうしてこうなった!
どうしてこうなったああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
担:鳴滝さん、鳴滝さんどこへ!!!?
鳴:どうして、どうして、ハッ!! なんで私は… そしてなんだこの手の中の紙は。
『偽のレポートご苦労さん、これは俺からの謝罪の気持ちだ。 受け取ってくれ 士』
鳴:う、嬉しくなんかないぞ。断じて嬉しくなんか…ところで謝罪の気持ちとは…?
ガサゴソ
「仮面ライダーディケイド&侍戦隊シンケンジャー 鑑賞券」
鳴:いらねぇよ!!!!!!!!!!!!!! ペシィッ!!