錬金名画館

by ACDCさん

 

 

『引きこもりの『自画像』』

情熱的な作風で知られるこの画家の、過去の暗い情念を表す一枚。
自らを弱い芋虫とするも、それを蝶の仮面を身につける事に
よって克服しようとする彼の強い意志が読み取れる。

事実、彼はこの作品以後は生まれ変わったように楽天的で
サイケデリックな作品を次々と送り出すようになるのだ。

 

 

 

『落票拾い』

わずかに残る評を少しでも集め、厳しいジャンプ後方に
備える登場キャラの姿が見える、切ない一枚である。
この頃より消極派と呼ばれる一派が台頭していく。

 

 

 

『バルスカで刺す女』

後期消極派の代表的作品。消極的ゆえ血なまぐさい蛮行に、
少年誌では判定のキツイ扱いを受る。
野獣派 もしくはイ○ラム過激派ととらえる評論家もいる。

 

 

 

『叫び』

この作品は和(これ以後、何者かの仕業により
解説文が黒塗りされていて判読不可能)。

 

 

 

『アルバイトの神秘と憂鬱』

やがて、現実から目をそむける非現実主義が台頭。
その代表といえる本作では、職場から逃げ出す女性店員と、
店にやってくる変人(中央上部)が描かれている。

 

 

 

『核鉄を舐める少年』

戦闘終了後のキャンプ、隙を見て女の子の核鉄を舐める少年。
恍惚とした表情、うつろな目つき・・・
届かぬ想いが彼をそうさせる。
でも少年は知らない。
意中の彼女がすでにライバルとAまで済ませていることを・・・

 

 

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