前回までのあらすじ・・・
オロチを清める為、全ての音撃を使いこなす鬼、裁鬼は弟子の蛮鬼と共に清めの祭壇に向かった。
「「ガキはひっこんでろ! ・・・・俺にだって・・・一度くらいかっこいい事させてくれよな・・あばよ!」
「サバキさーーん」
我が身の危険をかえりみずオロチを鎮めるためにサバキは奮闘するのであった!
しかしながら、サバキの奮闘むなしくオロチは復活してしまった!どうするサバキ!
和装の女がサバキの元に駆け寄ってきた。
「われわれはとんでもないあやまちをおかしてしまいました。 詫びる言葉もありません。
オロチはある邪悪な力によって封印など無意味な程の力を得てしまったのです。」
「オロチを退治するには、この音激三味線をオロチの肉体の内側からかき鳴らし、オロチを清めなければなりません。」
轟鬼「ここは弦の使い手の俺が行くっス!」
裁鬼「まて轟鬼。ギターと三味線を一緒だと思うな。ここは三味線にも精通したオレが行くしかないだろう。あばよ!」
「くたばれや!オロチ!」
サバキの活躍によりオロチは無事退治された。
サバキの元に駆け寄るサポーターの石割くん「ごめんよ。今までサバキさんのことずっとヘタレだと思ってた。
でも、今日のサバキさんはどの鬼よりもかっこいいよ!ぼくサバキさんについてきてよかった!」
サバキ「現金なやつめ。ははははは」
和装の男「ご歓談中申し訳ないが、あなたたちはトシキという鬼の事をご存知か?」
サバキ「トシキ!トシキさんはオレの兄弟子だがそれがどうかしたのか。」
和装の男「実はオロチを復活させたのも、呪術により我々を作り出しのもそのトシキなのだ。
彼はマカモウを研究していくうちにその力を自分の世界を築くために利用するようになってしまったのだ。」
「そいつらに、だまされるなサバキ!」
謎の鬼トシキがあらわれる。
和装の男「わたしたちは自我に目覚めた。
お前の手先として行ってしまった非道な行いの数々を恥じている。 死ねトシキ!」
トシキ「ふーざけるなー。痛くも痒くもないわー。ガハハハハー」
トシキ「わたしの言うとおりにしていればすべて上手くいったものを。この世界はすべてわたしのものなのだ!
さあ、正義感ぶる鬼たちよ。わたしの描く脚本どおりに最期を迎えさせてやろう。」
サバキ「ふざけるな!アンタの描いたクソ脚本通りになってたまるか!」
サバキの活躍により平和がもどった。
<BGM 「少年よ」SABAKIバージョン ♪まるで〜>
蛮鬼「裁鬼さんは出会った時からずっと自慢の師匠でした。」
サポーター石割くん「ずっと、裁鬼さんについていきます。」
裁鬼「お前ら、本当に調子いいな。」
一同「ハハハハハ」
♪それが〜 き〜み〜の さばき〜