パロディーで振り返る
ジョジョの奇妙な冒険


by ヒロさん(チュモテリ)

 

第二部 戦闘潮流

 

西暦1938年、ジョナサンの死から49年後。
ニューヨークを舞台に、新たなるジョースター一族の物語が始まる!

 

主人公の名はジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースター。
率直、粗野、抜け目が無く合理的。ジョナサンとは全く違う側面を持った若者である。

 

by 猫と重金属さん(猫と重金属)

 

一方、油田を発見し大富豪となったスピードワゴンは、ストレイツォと共に
謎の、柱の男達の秘密を探るべくメキシコの遺跡に訪れていた。

しかしストレイツォの突然の裏切りに遭い、調査隊は全員死亡。
瀕死の重傷を負ったスピードワゴンは川に流され、生死不明となる。

by 涙星さん(俺様ジャスティス。)

 

ギャングからストレイツォの裏切りを聞かされたジョセフ達の前に、
吸血鬼と化したストレイツォが急襲をかける。

しかし、それを予想していたジョセフはマシンガンと手榴弾でストレイツォに反撃、
ストレイツォをバラバラにしてしまう。

だが、体を微塵に砕かれても甦るストレイツォを前に、
ジョセフとスモーキーは逃亡を開始。

 

by 柳原担当医さん(靴のムカデ屋-mini-)

 

逃亡の果てに、人質を取られ追い詰められる
ジョセフであったが、見事ストレイツォを撃破。

ストレイツォを問い詰めるが、彼は多くを語らず、
自らの波紋呼吸で消え去っていく。

ストレイツォの残した数少ない手がかり「柱の男」の謎をさぐりに
ジョセフはメキシコへ旅立ち、ナチス基地への潜入を試みる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

by アジコさん(Freeky.)

 

一方、柱の男を目覚めさせるべく、ナチスは実験を開始していた。
血液を吸い目覚め、吸血鬼を喰らい活動を開始する柱の男“サンタナ”。
生きていたスピードワゴンに、再び命の危険が迫る。

その絶対絶命の危機を救ったのは、ジョセフの機転と波紋能力であった。

 


by 中×永野さん(夜明けの縦笛吹き)

異常な身体能力と知能、細胞を喰らい同化する能力、
驚異的な再生能力、波紋への耐性。

数々の圧倒的な力を前に、必死に反撃を試みるジョセフ。
そして、 シュトロハイムの犠牲を得て、サンタナを石と化す事に成功する。

by がちょん次郎さん(かってに画蔵)

 

シュトロハイムの遺言は「ローマへ行け」というものであった。
そこでジョセフとスピードワゴンはウィル・A・ツェペリの孫、シーザー・ツェペリと出会う。

 

by 桂馬さん(斜め前)

 

出会った瞬間から性格が合わないばかりか、祖父の死の責任が
ジョースター一族にあると考えるシーザーはジョセフを攻撃。

 

by 胡瓜さん

 

シャボンを使ったシーザーの波紋能力に歯が立たない
ジョセフであったが、機転を活かし反撃に成功する。

 

by 石英烏さん(荒覇吐〜アラハバキ〜)

 

シーザーの友人マルコの迎えで遺跡に出向くジョセフ達。
車中で育まれるシーザーとマルクの友情。

だが次の瞬間、そんな彼らを、既に目覚めていた柱の男
“ワムウ”が一瞬で引き裂いてしまう。

 


「ただの青年だった!!」

by majitenさん

 

ワムウ、エシディシ、カーズ。
サンタナと次元の違う力を持つ彼らは、エイジャの赤石を求めるために
長い時を彷徨い、数千年眠り、そして再び目覚めた恐るべき存在である。

 

by 胡瓜さん

 

人間一人を殺しながら、全く意にも介さない彼らの態度に
シーザーとジョセフの怒りが爆発。
即座にシーザーがシャボンランチャーで攻撃するも、ワムウの反撃に敗れ去る。

続いてワムウとの戦闘を開始したジョセフが、
クラッカー・ヴォレイでワムウの頭部を打ち砕く事に成功。
そのまま優勢であると思われたが、ワムウの「神砂嵐」が炸裂。
周りの空間ごとジョセフをズタボロにしてしまう。

 

by 中×永野さん(どぐされ井戸)

 

かろうじて直撃を避けていたジョセフは、死んだふりをしながら逃走を開始。
それに気づき、ジョセフを追うサンタナ。

しかし、ジョセフの真意はシーザーとスピードワゴンの安全確保にあった。

シーザーとスピードワゴンの安全確保に成功したと見たジョセフは、
ダイナマイトを使った反撃に出るも、策を見破られ不発に終わる。
瀕死の窮地に陥ったジョセフはワムウに対し、自らを鍛え上げてからの
再戦を提案、 その目論みは成功する。

だが、毒薬入りの指輪「死の結婚指輪」をワムウ、
エシディシの二人から体内にしかけられてしまうのであった。

 


by のちさん(DrawingLife)

 

by エスタンコさん

 


by ココアルターさん

 

再戦のためにも、波紋能力を鍛え上げる必要があるジョセフとシーザーは
ヴェネツィアへ移動、シーザーの師匠であるリサリサと出会う。

 



by アジコさん(Freeky.)

 

出会った瞬間にフッ飛ばされ、さらに呼吸強制マスクを装着されるジョセフ。
そして、恐ろしい試練「地獄昇柱」が彼を待ち受けるのであった。

 

by 柳原担当医さん(靴のムカデ屋-mini-)

 

精密な波紋のコントロールと持久力が要求される「地獄柱昇」に苦戦するジョセフ達。
しかし、それぞれの持ち味を活かし試練を突破する。

 

by 後藤キヨスケさん(pixiv)

 

波紋のコントロールを身につけたジョセフの前に、新たなる波紋使い、
メッシーナとロギンズが現れる。
彼らを師範代として、さらなる修行を重ねるジョセフとシーザー。

 

by がらださん

 

買い出しに出たジョセフ達はスリに出会うが、あっさりと撃退。
スリの狙いがエイジャの赤石にあり、リサリサが所有者である事、
カーズ達がなぜ赤石を求めるのかといった話が語られる。

石仮面の骨針、そのパワーを増大させる力を赤石は秘めており、
それによって完全な不老不死の力を身につけるのが彼らの目的であったのだ。

 

by 隊さん

 

数々の訓練を経て、最終試練を迎えたジョセフとシーザー。
しかし、ジョセフをエシディシが急襲。
激闘の結果エシディシを打ち破るも、赤石はスイスに向かって送られてしまう。


赤石を乗せた列車に追いつくことが出来たジョセフ達だったが、
赤石はナチスの手に落ちてしまう。
さらにそのナチスをカーズが奇襲。

しかし、カーズの前に、全身を機械化する手術を受けて甦った
シュトロハイムが立ちふさがる。

 

by エスタンコ さん

 

サンタナのパワーを元に作られた強力なパワーと武器で
カーズを攻撃するシュトロハイム。

 

by lowさん(cEll)

 

シュトロハイムの攻撃はカーズの肉をむしり、削り取り、カーズを追い詰める。
だがカーズの繰り出した光の流法「輝彩滑刃」の前に一刀両断となる。

 

by 傍観者Aさん

 

「寄生滑刀」

by GRさん(ネアポリス第一倉庫)

 

絶体絶命のシュトロハイムは最後の手段「紫外線照射装置」で反撃。
カーズの落としたエイジャの赤石は、雪面を崖に向かって走り出す。
それを追いながら攻防を開始するジョセフとカーズ。

崖際寸前でジョセフが赤石を掴むが、カーズの巻き添えで崖に落とされてしまう。
しかし波紋能力の応用とシーザーの助力で無事危難を切り抜ける事に成功する。

 

by モトキさん(永久欠番背番号2)

 

赤石を回収したジョセフ達は、赤石の送り先である、
サンモリッツのホテルへ移動。

監視を開始するが、奇襲を提案するシーザーと、
反対するジョセフの間で意見が対立する。

激昂の末、一人ホテルへ向かうシーザー。追うメッシーナ。

あまりの剣幕に戸惑うジョセフは、リサリサからシーザーの過去を聞く事になる。

ホテル前で警戒をするシーザーにメッシーナが追いつく が、ワムウの奇襲にあい、
メッシーナは重傷を負いホテルへ連れ去られてしまう。

新技「シャボンカッター」「シャボンレンズ」を駆使し、
対等以上にワムウと渡り合うシーザー。
しかし勝利を確信した一瞬の油断から、神砂嵐の直撃を受けてしまう。
もはや助からないと考えたシーザーは最後の力を振り絞り、ワムウの解毒剤を奪う。

そしてホテルに辿り着いたジョセフ達が発見したものは、
沈黙、鮮血のシャボン、そしてシーザーの死のみであった。

落ち込む彼らであったが、ワムウを追いホテルへの潜入を試みる。
柱の男が作り出した吸血鬼「ワイアードのベック」を始末し先に進むが、
待ち受けていたのはワムウとカーズ、吸血鬼の大集団であった。

今度こそ絶体絶命と思われたが、リサリサが赤石を人質に交渉を開始。
一対一の対決で決着を付ける事になる。

赤石を取りに戻ったジョセフは闘技場へと戻る。
いよいよ、波紋戦士と柱の男達の最終決戦が始まるのであった。

 

by 中×永野さん(夜明けの縦笛吹き)

 

ジョセフは、闘いの装束を身にまとったワムウを相手に、
吸血馬を使った戦車戦に挑むことになる。

 

by がらださん

 

『うち、ワムゥだっちゃ!』

by 中×永野さん(どぐされ井戸)

 

「薔薇の男達」

by モトキさん(永久欠番背番号2)

 

by 僕チャンチンさん

 

闘技場のトラックを走りながら戦うのが戦車戦である。
ジョセフはスタート前に馬車の前を片付けると見せかけ、
ワムウの馬車を妨害。有利なスタートを切る。

 

by 中×永野さん(夜明けの縦笛吹き)

 

先行するジョセフは用意された武器、大型スレッジハンマーをゲット。
ワムウを迎え撃とうとする。

 

by NiSHI24さん(Channel24)

 

しかしワムウはハンマーではなく、石柱を折り取る事で
ジョセフに攻撃を仕掛ける。
馬車を破壊され、転落するジョセフ。

しかし、ハンマーを活かしワムウの馬車へと飛び乗る。
ワムウに波紋を流そうとするジョセフ、馬の体内から神砂嵐をしかけるワムウ。
一瞬の交錯の後に、勝利したのはジョセフだった。

茫然自失となるワムウを尻目に、ジョセフは第二の武器、大型のボウガンを手に入れる。
そしてワムウが心を切り替えるためにとった手段は、自らの目を潰す事であった。

ボウガンの玉がセットできないジョセフに対し、ワムウは跳弾による狙撃を行う。
攻撃を食らい、再度馬から転落するジョセフ。

ワムウは悪あがきをするジョセフに詰め寄るが、背後からの鋼玉に体を貫かれる。
ワムウの狙撃コースを活かしたジョセフの策である。

波紋によるダメージの大きいワムウは、自らの両腕を切り離しジョセフの呼吸を封じた上で、
最後の攻撃「渾楔颯」を用い、身動きの取れないジョセフを追い詰める。
だが、ジョセフ最後の反撃、火炎瓶とシーザーのバンダナを
使った攻撃により体が爆裂するのであった。

戦士と戦士の決着を付けたジョセフとワムウ。
闘いを経て彼らに残ったものは、敬意と友情であった。

そして、場所を「神殿遺跡」へと移し、リサリサとカーズの闘いが始まる。


by コクシさん(pixiv)

 

遺跡の上で対決するリサリサとカーズ。
殺気の無いカーズに戸惑うリサリサだが、難なくカーズを撃破する。
だが、それは影武者だった。
リサリサは本物のカーズにより、背後から体を貫かれてしまう。

 

by 中×永野さん(夜明けの縦笛吹き)

 

by コクシさん(pixiv)

 

怒りに震えるジョセフを吸血鬼の集団が襲う。
波紋が弱まり、絶体絶命の状況を救ったのは、ナチスドイツ、
シュトロハイムとスピードワゴンの率いる部隊であった。

その隙を突き、カーズに迫るジョセフ。
しかしカーズはリサリサを遺跡から吊るし、ジョセフに支えさせる事で自由を奪う。

再びの危機。
しかし、リサリサの吊されたロープを用いたトリックにより、
カーズに一撃を食らわせるジョセフ。
波紋が流れたカーズは、遺跡から落下する。

瀕死のカーズに止めを刺すべく、紫外線を浴びせるシュトロハイム。
だが、その顔には赤石をはめた石仮面が装着されたいたのであった。

そして立ち上がるカーズ。

 

by 中×永野さん(夜明けの縦笛吹き)

 

カーズは太陽を克服し、さらにあらゆる生き物の
能力を備えた究極生物と化した。
完全なる不老不死、不死身。
もはや人類に対抗する術は無い。

 

 

by のちさん

 

 

by エスタンコさん

 

ジョセフは最後の手段、逃走を開始。
しかしただ逃げるのではない。
ナチスの軍用機で飛び立ち、火山の火口までカーズを誘導、
自分ごとカーズを叩き込むつもりだったのだ。

火山に向かい逃走を続けるジョセフだったが、
カーズの産み出した生物が軍用機を襲う。

墜落寸前の機体だったが、ジョセフはパラシュートで脱出したと
見せかけ、気を取られたカーズに機体を激突させる事に成功。
さらに、機体に潜んでいたシュトロハイムがカーズを追撃する。

 

 

そして、ジョセフとシュトロハイムは火口外への不時着に成功するのであった。

 

by 中×永野さん
(夜明けの縦笛吹き)

 

溶岩に飲まれていくカーズの姿を確認したジョセフとシュトロハイム。

 

by MOMOさん(桃!!)

 

だが、安堵したジョセフの左手が地中からの斬撃で切り裂かれる。
カーズは生きていたのだ。

波紋蹴りで反撃するジョセフだったが、カーズは波紋で反撃。
数百倍の強さを持つ波紋に、ジョセフの足が溶けてゆく。

さらに波紋による攻撃を繰り出すカーズ。
ジョセフが最後に取った手段は、赤石であった。

カーズの波紋を増幅させた赤石のエネルギーはジョセフの掌を貫き、
地中へ到達。噴火活動を引き起こし、ジョセフとカーズは岩盤ごと
空へ舞い上げられる。

鳥の翼で脱出しようとするカーズだったが、その首に
切断されたジョセフの手首が突き刺さり、気を取られたカーズは
噴火弾で宇宙空間まで打ち上げられるのであった。

 

シュトロハイムの全体像はこちら

by 南京JOEさん

 

宇宙空間へ到達したカーズは、空気の噴射により地球へ
戻ろうとするが叶わず、永遠に宇宙を彷徨う存在となる。

 

by 手作りハンバーグさん(ひき肉玉ねぎ)

 

by JOSUKEさん(JOSUKEイラストブログ)



ジョセフは究極生物に勝利したのだ。

しばらく後、ニューヨークの墓地にてジョセフ・ジョースターの葬儀が行われる。
悲しみにくれる参加者の前に現れた人物、それはジョセフその人であった。

あの後海に落ち救助され、スージーQに介抱されたジョセフは
スージーQと結婚、ニューヨークへ帰ってきたのであった。

ここにジョセフ・ジョースターの冒険は一旦幕を閉じる。

49年後、恐るべき強敵の復活まで…。

 

 

「TIME IS...」

 

 

 

by 小早川ハルヨシさん(オタクルセイダー)

 

 

「究極生物の帰還」

 

 

 

 

 

by BURIさん(らっぱ吹きの休日)

 

 

「ヒロヒコ先生」

 

 

 

グラフィグ 「ジョセフ・ジョースター」

前面

 

背面

 

展開図イメージ

印刷用データ

 

by スズキさん(インチキblog)

 

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