世紀末任天道継承者伝説

by マサオさん(少年のうた)

 

 

ルイ児『ねえ兄さん、僕らより仲が良い兄弟なんていないよね』

マリ男『もちろんだとも弟よ。けっして断ち切れぬ鎖…それが俺たち兄弟の絆だ』

 

 

 

「任天道の伝承者争い」

 

 

 

「最も伝承者に近いと噂されていた風船闘士、
そして任天道四天王を下し伝承者となったのは…

他ならぬマリ男であった。」

 

 

 

任天道108の奥義が一つ、蒼天砕

マリ男『オラオラオラオラオラぁーー!!』

ルイ児『ヒャッホーっ!!今日も兄さんの拳が天を切り裂くぜ!!』

 

 

 

「行けルイージ!」

「できないよ兄さんッ!」

 

 

 

「どうどう!静まれぃヨッシー!!

うぬはこのマリ男の馬なるぞ!!」

 

 

 

「あの地平線 輝くのは
どこかに君を 隠しているから

たくさんの灯が 懐かしいのは
あのどれか一つに 君がいるから

さあ出掛けよう 一切れのキノコ
フラワー スター鞄に 詰め込んで

父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし」

 

 

 

「任天堂は水中においても無敵の拳である!」

 

 

 

−最強のライバル、クッパとの戦い−

 

 

マリ男「俺達兄弟を突き動かすモノは金じゃない」

国王 「ぬうぅぅ、ワシの依頼を無視すると言うかぁ!
ワシはこの国の王ぞ!神と等しい存在なるぞぉ!!」

ルイ児「ならば神とも喧嘩するまでさ」

 

 



クッパ「うぬらは俺のために生き、死ねばよい」



クッパ「ちっ!くだらぬ時を過ごした」



「戦士だから殺す価値がある!」

 



 キノコ王国暦3458年、王国を壊滅の危機に追い込んだクッパ一味と謎の兄弟の戦いが正史に記録されている。が、クッパと兄弟の直接的な接点は何一つ明らかにされておらず、なぜクッパと兄弟が死闘を繰り広げたのかは歴史的謎である。

  最も有力だった国王から莫大な報奨金を得て戦ったと言う説も、現在では間違っていた事が証明され、事実は歴史の闇に埋もれたままだ。



少女 「でも、お金・・・これしかないの。コイン10枚…」

ルイ児「十分さ、これで…」

マリ男「よし、行くぞルイ児!」

ルイ児「うん。ところで、国王の頼みはどうするの?」

マリ男「ふん、ついでに何とか姫とやらを助ければ文句なかろう」

ルイ児「ははは、兄さんらしいや」

マリ男「・・・」

 




ルイ児「我が兄マリ男、任天道1800年の歴史において史上最強の戦士」

「その比類なき剛拳は一撃一撃が必殺の威力を秘め、神すら凌駕する…」

 



マリ男「任天道1800年の歴史の中、最も跳躍力を誇り華麗なる技を持つ男…、我が弟ルイ児」

「味方には限りない慈愛を、敵には冷徹に…そして残酷に」

「ふ、我が弟ながら恐ろしい漢よ」


 



マリ男が強者と戦う時、いつも雷鳴が轟き雨が降った。
今対峙している漢はメットと名乗った。

マリ男は相手の名を心に刻み・・・。
そして、心中で相手を殺す覚悟と自分が殺される覚悟の両方をした。

to be continued...!

 

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