TV掛川が社運をかけて製作したアニメ「シグルイ」だったが、その第1話「もうもくけんしセイゲン」の回で悲劇は起こった。一秒間に数回、腸と鮮血が交互に点滅するシーンを見た子供が静岡県を中心に約700人昏倒、入院するという事件…世に言う「シグルイショック」である。
そこで急遽放映を取りやめ、「残酷シーン」を取り除きリファインした「KOGAN爆闘伝シグルイ」を新たに制作、放送することとなった。
その過程で、スポンサーであるバンドイ社の意向が多分に盛り込まれたのは有名な話である。
・主人公ゲンノスケの決めゼリフ(「オレとバトってみる!?」)を設定。
・ゲンノスケの左腕は「魔封椀カード」で一時的に消えている。他に「無明呪カード」「鼻が消えーるマジック」など、魔法で体に不具合が起きる設定に。
|
左は第一話終了後、回収が間に合わなかったキャラ製品。
当時の消費者アンケートより…
「味はいいが、アニメの中で出てくる臓物を思い出して不愉快だ」 「右下のキャラに意味はあるのか」「モツウマー(゚д゚)」
by あらーきーさん(あらーきーの保管庫)
|